大晦日に友の死を知る 2
社会に出て1年生の頃、下宿住まい
朝と昼とは会社の食堂、夜は定時制高校の給食
私のように、こんな生活をしている友達も大勢いた
会社の先輩がお祭りやお祝い事の時に
自宅に招待してくれて、よくご馳走になった
先輩には両親と4人の兄弟がいた、
私の友達の一番上のお姉さんがいなくなったのは一年も前
外国に留学した夫が戻る日にいなくなった
2週間して川で発見された、家を出た日の入水らしい
兄弟も何も聞かされていない
お姉ちゃんはこの一年「やりたい事を全部やった、旅行にも何度も連れて行って貰った」
「覚悟を決めたのはずっと前のようだ」
「今度は私が出る番だ」
とも言ったという
明るく振舞っていて、周囲が悟ることも無かったという
明るく振舞えば振舞うほど心の闇が深かったのだろう
ご主人は1年を経過しても他人に会おうとしない
奥さんのお骨を今も抱いているという
ご主人にもご兄弟にも私がしてあげられることは無い
立ち直りを見守っているしかない
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朝と昼とは会社の食堂、夜は定時制高校の給食
私のように、こんな生活をしている友達も大勢いた
会社の先輩がお祭りやお祝い事の時に
自宅に招待してくれて、よくご馳走になった
先輩には両親と4人の兄弟がいた、
私の友達の一番上のお姉さんがいなくなったのは一年も前
外国に留学した夫が戻る日にいなくなった
2週間して川で発見された、家を出た日の入水らしい
兄弟も何も聞かされていない
お姉ちゃんはこの一年「やりたい事を全部やった、旅行にも何度も連れて行って貰った」
「覚悟を決めたのはずっと前のようだ」
「今度は私が出る番だ」
とも言ったという
明るく振舞っていて、周囲が悟ることも無かったという
明るく振舞えば振舞うほど心の闇が深かったのだろう
ご主人は1年を経過しても他人に会おうとしない
奥さんのお骨を今も抱いているという
ご主人にもご兄弟にも私がしてあげられることは無い
立ち直りを見守っているしかない
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